嵐・松本潤(32)主演のTBS系ドラマ「99・9-刑事専門弁護士」(日曜午後9時)の第2回(24日放送)が、平均視聴19・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と大台目前の急上昇していたことが25日、分かった。

 17日の第1回放送は15・5%だった。第2話では同じジャニーズ事務所で、同い年の風間俊介との豪華初共演が実現したことも急上昇の要因だ。

 だが、主要因は松本演じる主人公の弁護士、深山大翔(みやま・ひろと)の演技が“ハマっている”ことだろう。深山は、自分のやり方を貫きながら「真実は何か」をとことん突き詰める。マイペースでひょうひょうとした感じの一方で、オヤジギャグを言ったり、料理にはこだわるなど、ある意味“変人”だが、心には熱いものが隠れており、それがクールな松本の演技から時折、漏れるところがいい。松本の代表作になる可能性もでている。

 松本は弁護士役は初挑戦。実際の弁護士に会ったり、法律に関する本を読むなど、意欲的に役作りに臨んでいる。脇役の香川照之、栄倉奈々とのからみもコミカルで絶好調だ。