NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の26日の平均視聴率が、23・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが27日わかった。前日25日は22・4%だった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。初回から連続20%超えを続けている。

 26日の回は、和文タイピストを目指し、半年も特訓を重ねた常子(高畑充希)だったが、試験には今年からタイプの実技はなくなっていた。面接でも「たくさんお給料が欲しい」と言ってあきれられる始末。絶対に落ちた、と落ち込んでいた。

 そこは主人公。合格通知が届き、大喜びとなる。女学校の卒業の日。恩師の東堂チヨ(片桐はいり)の「日常生活の中の、ささやかな心がけ」という言葉に、はっとなる常子。将来にかかわる重要な言葉だった。

 「森田屋」が小橋一家を家族のように思い、祝宴を開いてくれるところが温かくていい。お祝いの尾頭付きタイの大きさで「森田屋」の大女将まつ(秋野暢子)と「青柳商店」の大女将滝子(大地真央)がやりあうのはお約束だ。