NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の21日の平均視聴率が24・3%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は、4月27日と、6月8日の常子(高畑充希)が帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)にプロポーズされた回の24・6%。4月6日と同26日が20・7%と自己最低タイだった。平均視聴率は、初回からすべて20%を超えている。

 21日の回は、長引く戦争の中、青柳商店の隈井(片岡鶴太郎)が木材の廃材で作った飛行機のおもちゃなどを地域の子供たちに配り元気づける。それを見た常子は勤め先の出版社で「読者を笑わせ、暮らしを明るくする」新企画を提案。採用されることになった。

 ある日、雑誌に掲載する挿絵を内務省に取りに行くよう頼まれる。そこには気むずかしそう机に向かい、標語を考えるひとりの男性の姿が。これが常子の人生最大のパートナーとなる花山伊佐次(唐沢寿明)との出会いだった。