元プロテニスプレーヤー松岡修造(48)がテレビ朝日系リオ五輪メインキャスターを務めることが1日、分かった。夏季大会は04年アテネから4大会連続、冬季大会も含めると7大会目となる。元競泳日本代表の寺川綾(31)がフィールドリポーターを務めることも決まった。

 松岡は大会期間中、リオの特設スタジオなどから現場の興奮を伝える。「頑張っている選手たちの思いを視聴者に伝えることが僕の役割。『今日から君はリオ五輪だ!』という番組にしたい」と熱っぽく語る。

 フィールドリポーターを務める寺川は、競泳会場などでインタビューエリアを担当、後輩の活躍を現場に最も近いところで伝える。「選手として出場しない五輪を現地で見て応援するのは初めて。間違いなく修造さんと熱くなると想像できます」。

 同局は8月5日の開会式に先立ち、開幕直前スペシャルを放送。開会式ハイライト、バレーボール女子予選、柔道、競泳、重量挙げ女子、レスリング女子、新体操団体などを放送予定。松岡は「期間中はリオの時間が地球時間になる。4年後には東京がそうなる。そのためにも『自分たちの五輪』ということを感じられるような放送にしたい」と意気込んでいる。