レオナルド・ディカプリオ(41)が現地時間の20日、南フランスのサントロペにて毎年恒例の環境保護を支援するためのチャリティ・ガラを主催。豪華セレブたちが顔をそろえた同イベントでは、総額4500万ドル(約47億円)の寄付金が集まり、その一部がニーステロ事件の犠牲者のために寄付されたという。

 ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙によると、同ガラにはマライア・キャリー、ブラッドリー・クーパー、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・デ・ニーロ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ナオミ・キャンベル、ケイト・ブランシェット、トビー・マグワイア、ロックバンド「U2」のボノら、豪華メンバーが多数出席。

 チャリティ・オークションでは、USオープンの男子決勝をレオと観戦する権利、レオが愛用したロレックスの時計、レオが今年、オスカーを受賞した際に身につけていたダイヤモンドのカフリンクス、マライアと一緒に過ごす権利、女優マーゴット・ロビーとのランチ・デートなどが競売にかけられ、昨年の4000万ドルを上回る4500万ドルの寄付金が集まったという。

 レオは席上、「私たちは手遅れになる前に、地球の温暖化をストップするチャンスを持った最後の世代です」と環境保護への努力を訴えるとともに、先週ニースで起きたテロ事件の犠牲者への追悼も呼びかけ、レオ自身を含む多くのセレブたちが個人的に寄付を行ったという。(ニューヨーク=鹿目直子)