今年、28年ぶりに新作が公開される日活ロマンポルノの新作で、中田秀夫監督(55)の「ホワイトリリー」(今冬公開)の主演に、女優飛鳥凛(25)が起用されたことが12日、分かった。大胆なヌードシーンにも自身初めて挑み、「自分の中でも挑戦となる作品でした」と明かした。

 飛鳥は166センチの長身で、テレビ朝日系「仮面ライダーW」シリーズでは、敵役のヒロインで人気アイドルという役どころ。現在日本テレビ系連ドラ「そして、誰もいなくなった」に出演している。テーマは「レズビアン」で、飛鳥は同性愛者の女性役。恋人と心の傷を慰め合う中、ある男性の登場により関係が暴走していく。飛鳥は「世界観はどこか懐かしく、女性ならではの機微を描いた作品。女性の方に見てほしい」と期待した。中田監督は、映画監督になる前にシリーズの製作が終了しており、「30年越しの思いを遂げられるという思いで参加した」と感無量の様子だった。