TOKIOの城島茂(45)が、年内での解散を発表したSMAPの中居正広(44)と木村拓哉(43)を「双頭の竜」だと評し、SMAPを超える存在は現れないと話した。

 城島は20日、自身がメーンパーソナリティを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」に生出演。「今週のニュース!気になる人物」のコーナーで、その思いの丈を語った。「僕らTOKIOというチームですけど、デビュー前からずっとSMAPのバックダンサーとかバックバンドをやっていたんです。それこそうちの長瀬(智也)が小学生くらいの頃から。そういうことを考えると、10代の頃からずっと、一番付き合いの長いグループ同士なのかな」と、誰よりも近いところから長い間SMAPを見てきたという城島。「正直、ビックリしたというのもあるんですけど、結成して28年、ずっと続けていく難しさというのは絶対あったと思います。僕らもそうですけど」とグループ維持の大変さに理解を示す。

 同じ“グループのリーダー”という立場について話が及ぶと、中居について「頑張ってる姿を絶対に外に見せないリーダーでしたね。ネタ本も10代の頃からずっと寮で書いていて、何冊も。努力を絶対人に見せないリーダー像」と陰の努力を明かす。一方木村については「自分がビシッと、ドラマなり、矢面立っていく」と評し、「“双頭の竜”じゃないですけど、そこの部分ではやっぱり最強のグループだった」と語った。

 「25年、デビューしてから四半世紀にわたってトップを保ち続ける難しさ。これが一番すごいことだと思っています」とSMAPを讃えた城島。最後は「超えられないですよね、たぶん。日本の芸能史は。これだけのアイドルというのは」と実感を込めて語った。