映画「仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」(諸田敏監督)の大ヒット舞台あいさつが27日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の西銘駿(18)らが出席した。

 25日現在で63万人を動員、興行収入7・5億円を記録。この日も多くの家族連れが席を埋め、ヒーローたちの言葉に耳を傾けていた。

 見どころを聞かれた西銘は、冒頭に大沢ひかる(21)演じるヒロインのアカリと指切りげんまんする場面を挙げた。「指切りってあんまり女の人とやったことがない。家族とかお兄ちゃんだけ。緊張しました」と打ち明けると、大沢から「緊張してたね。指を下ろすところは上手だったよ」と褒められていた。今回のドラマ、映画が初の演技挑戦だった西銘は、「そう考えると恋愛ものって難しいんだな。あんなキュンキュンしたことできない。『壁ドン』とか『あごクイ』とか無理無理無理」と苦笑いした。

 放送中のテレビシリーズは既にクランクアップを迎えた。「自然に泣いちゃった」という西銘に、大沢も「西銘君が男泣きに男泣きを始めたので、もらい泣きして、実感しました」と明かした。しかし、サプライズで西銘に登壇者たちが感謝の手紙を読むと、西銘は「緊張して泣けない。家に帰ってから号泣します」と照れていた。

 ほか山本涼介(21)柳喬之(26)磯村勇斗(23)が登壇した。