舞台稽古中のワイヤアクションで落下して左眼眼窩底(がんかてい)吹き抜け骨折の重傷を負い入院していた女優唯月ふうか(19)が退院したことを報告した。

 2日、事故以来初めてブログを更新し「今回は、たくさんご心配をかけてしまい、すみませんでした。そして、ミュージカル『ピーターパン』の大阪公演が中止になってしまい、楽しみにして下さっていた皆さん…本当にごめんなさい」と謝罪するとともに、「私も悔しい気持ちでいっぱいです」と心境をつづった。

 ブログや手紙などで励ましのメッセージが多数寄せられたとして「皆さんの応援のおかげで乗り越える事が出来ました。本当にありがとうございます!!」と感謝。「今は、無事に手術も終え、昨日退院もして、毎日少しずつ元気になってます」と快方に向かっていることを伝え、「また皆さんにお会いできる日を、楽しみにしています。なので、それまでの間、ちょっとだけ待っててくださいね!!」と呼びかけた。

 唯月は8月16日に主演ミュージカル「ピーターパン」の舞台稽古中、ワイヤアクションで高さ3メートルの宙づりの位置から逆さまの状態で降下、通常は高さ1メートルで止まるはずが、舞台スタッフの操作ミスで床面にそのまま落下。顔面を強打し、救急車で大阪市内の病院に緊急搬送されていた。