障害者スポーツを応援するイベント「スポーツ・オブ・ハート2016」は16日、東京・代々木公園周辺の各施設で最終日を迎え、国立代々木第1体育館では韓国音楽グループ5組が昼夜2部公演を行った。

 夜の部が報道陣に公開され、超新星のユナクとソンジェが最初に登場。「クリウンナレ-キミに会いたくて-」でステージを始め、女性ファンの大歓声を浴びた。それぞれのソロ3曲を含め、計12曲を披露。

 ユナクは「とても意味のあるイベントに僕らが参加できてうれしいです」と笑顔を見せた。他グループのファンがいることもあり、「僕たちは本当は6人なんですけど、4人が入隊しているので、2人で頑張っています」と説明した。

 男性5人組「B1A4」が2番手。日本デビュー曲「Beautiful Target」など7曲を熱唱した。サンドゥルのソロアルバム発表やジニョンの俳優活動を報告。ラッパーのバロは「2人のソロ活動が終わったら、新しいアルバムを出すので、期待してください」と訴え、拍手を浴びた。

 今回は紅一点のガールズグループ「April」の4人が続いた。前日15日に東京・品川で日本初コンサートを開いたばかりで、チェウォンは「大きい会場で緊張します」と話した。先輩グループ「KARA」のヒット曲「ジェットコースターラブ」など4曲で会場を盛り上げた。

 3人組ヒップホップグループ「EPIK HIGH(エピックハイ)」は、DJやダンス、映画音楽を交えたパフォーマンスでベテランの味を見せた。日本語曲「DON’T HATE ME」など5曲を歌唱。ミスラは「音楽の力で日韓両国を勇気づけていきたい」と力を込めた。

 最後は男性6人組「VIXX」が締めた。黒の衣装でそろえ、華麗なダンスを連発。最新シングル「花風」など7曲で美声を響かせた。リーダーのエンは「来年も機会があったら、スポーツ・オブ・ハートで、もっと格好いい舞台をお見せしたい。日本語も上手になります」と約束した。