東出昌大(28)主演映画「デスノート Light up the NEW world」(29日公開、佐藤信介監督)の完成披露イベントが20日、都内で行われ、戸田恵梨香(28)は俳優加瀬亮(41)と破局したとの一部報道について語らなかった。報道陣から「加瀬さんと…」と問いかけられると、慌てて配給側のスタッフが報道陣を制止し、戸田も質問には反応しなかった。

 名前を書かれた人物が死ぬノートをめぐる、人気サスペンス漫画の10年ぶり新作。10年前の前作で映画デビューした戸田は「当時は俳優デビューして1年もたたないド素人だったので、撮影はいっぱいいっぱいだった。大きなスクリーンで名前が挙がってくるのも初めて。『自分はこういう仕事してるんだ』と自覚を持った、かけがえない作品です」と振り返った。

 前作のアイドルという設定から10年がすぎ、女優に転身している役どころ。「10年ぶりに同じ役をやるプレッシャーは大きかった。10年前(の役作り)が、参考になるようでならない。どこを取り戻して、どこを捨てるのは難しかった」と苦悩ぶりを明かした。