林家三平(45)が3日、都内で会見を開き、12月上旬に誕生予定の第1子の名前を、日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時半)で公募すると発表した。

 10月22日に行われた「笑点」(今月6日放送分)の収録で、大喜利のお題に「三平さんの息子の名前」があがったことがきっかけだったという。「(春風亭)昇太兄さんから『本当に今、どうなってるの?笑点で公募してみない?』と言われました。内心迷いました。しかし私たち夫婦だと、(名前にする)言葉もなかなか見つかりませんし、ぴんと来ないものですから、皆様のお力をお借りしたいと思い、お願いしますとその場で申し上げました」と、公募決断に至る経緯を明かした。

 また、これまで第1子の性別は明かしていなかったが、男児であることを公表した。「私は知りたくなかったんですが、家族全員知っていました。なぜ分かったかというと、家族でご飯を食べているときに、(妻で女優の国分)佐智子が『平均より大きい子なんです』と言ったら、うちのおふくろが『大丈夫よ、男の子なんだから』と言ったんです」と話した。さらに「おふくろが付けて当たり前と思われる方も多いと思いますけど『私が付けると比較的出世しない子が多いから』と、辞退したんです」と話し、笑いを誘った。

 男児ということで、はなし家にしたいか問われると「おふくろはさせたいんですよ。でも、その子がなりたいと思ったものにさせてあげたい。願望としては、才能は初代の父に、滑舌は嫁に似てほしい」と話した。

 会見には、林家木久扇(79)も出席した。木久扇は「父になるのは大変なこと。ずっと面倒見なくてはいけない。うちはせがれが40過ぎになるんですけど、近所に住んでいるので毎朝訪ねてきて、私のヤクルトは飲んじゃうし、日刊スポーツは持って帰っちゃうので、早く自立してもらいたい。お金がかかります」と話し、笑わせた。

 三平と国分は、11年3月に結婚。今年7月にTBS系バラエティー「ぴったんこカン・カン」(金曜午後7時56分)の特別番組内で第1子妊娠を発表していた。