日本国内外で大ヒットを記録している新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」が来月2日から中国で公開される。中国でも作品は大きな話題となっており、北京では21日、新海監督も参加してプレミア上映会が開かれ、大勢のファンらが集まった。

 中国国内では既に海賊版DVDが十数元(約200円)程度で売られているが、「スクリーンで見たいので我慢している」(20代男性)などと映画館での公開を待ちわびる声が多い。

 この日の上映会では、レッドカーペットのイベントが行われ、インターネットでも中継された。新海監督は「作品には2年間の全てを費やした。楽しんでもらえるとうれしい」と日本語であいさつした。