大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)が4日から韓国で公開され、公開初日の興行収入、動員数で1位を獲得したことが6日、分かった。

 中国、タイなどに続き、今月4日から韓国でも555スクリーンという大規模で公開されたが、公開初日に興行収入約1億円、動員数約13万8千人という記録を樹立した。同日公開の韓国映画や米映画、さらに先月から公開されている韓国俳優イ・ビョンホン主演映画などを抑えての首位となった。日本映画が韓国の映画ランキングで1位となったのは、04年「ハウルの動く城」以来13年ぶり。

 日本国内では興行収入224億円を突破し、その勢いはとどまるところを知らない。既に世界125の国と地域での配給も決まっており、各国で「君の名は。」旋風が巻き起こりそうだ。