軽い肺炎のため今月2日から入院していた落語家桂歌丸(80)が21日、神奈川・平塚市で行われた落語会に出演し、20日ぶりに仕事復帰した。トリで登場した歌丸は冒頭で「(入院中は)寝たっきりだったんで、今、歩くことと正座することが大変に苦痛。肺炎は完治したんですが、呼吸器の方は完治してませんで」と現状を説明。その後、「つる」をしっかりとした口調で演じ、満員の観客を笑わせた。

 歌丸は元日に新宿末広亭の初席に出演したが、風邪気味だったため、翌2日に横浜市内の病院で診察を受けたところ、軽い肺炎の判明。そのまま入院し、18日に退院した。