1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜午後9時)の28日第3話の平均視聴率が9・2%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は12・9%、第2話は9・6%だった。

 本作は1977年から78年にかけて連載されていた藤子・F・不二雄原作の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化。堤真一(52)演じるパッとしない中年サラリーマンが、謎の男からスーパースーツを受け取ったことによって、しぶしぶ世界の平和を守ることになる姿をコミカルに描く。

 脚本・演出を手がけるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで注目を集める福田雄一氏。小泉今日子(50)が演じる鬼嫁ぶりも見どころだ。エンディングでキャスト陣が“恋ダンス”ばりに(?)キレキレダンスを披露している。

 第3話は、左江内(堤真一)は、はね子(島崎遥香)から、アイドルグループのオーディションを受けると聞かされる。心配する左江内をよそに、「センターを奪う!」と、野望に燃える円子(小泉今日子)たち。そんな中、左江内は仕事現場でアイドルグループのセンター・真中ありさ(浜辺美波)と会う。裏表のはげしい性格のありさに左江内はこき使われ、はね子のオーディション参加にも反対する、という内容だった。

 島崎演じるはね子の毒舌キャラが炸裂し、放送前に福田氏がツイッターで「劇中のセリフは島崎本人によるものではない」と呼びかけたのも話題となった。