歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、退院して自宅に戻った乳がん闘病中の妻小林麻央(34)についての思いや近況などを語った。

 7日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」では、羽鳥慎一アナウンサーと海老蔵が対談した模様をオンエアした。海老蔵は、麻央が医師に「いつまで生きられるんでしょうか」と自身の余命を尋ねたと会員限定のブログで明かしたことについて、「やっぱり闘ってるんですよ。病気になったらちょっと弱る部分もあるじゃないですか、非常に辛いときもあるわけでしょ。一生懸命がんばってるものがへし折られるときもあるんじゃないですか。そういう時に不安というものと闘って、そういう言葉を発したんでしょう、悩んだ挙句ね。でも今はまたちょっと元気になってる」と語った。

 そんな麻央の強さについて「ブレないですよね。弱音を吐く時もあるでしょうけど、忘れる瞬間を作れる強さ。家族のみんなの明るさを含め、彼女の持っている根っからの明るさも含めてでしょうけど、もちろん常に痛みとかはあるんですけど、そういうものがちょっと薄れた時にそれを忘れて、楽しんで、くだらない話で笑っちゃってる時がある」とコメント。海老蔵は、麻央が自宅に戻ってから、子どもたちも自身も普段以上に明るく過ごしている様子をブログにつづっているが、「居るってだけで違う。大変ですよね、いないと。だからといって何かをしてもらうわけじゃないですけど、居るだけで違いますよね」と、家族にとってかけがえのない存在であることをあらためて語った。