俳優の坂上忍(49)が、お笑い芸人の厚切りジェイソン(30)が語った「外国人タレントのデメリット」に反論した。

 2日放送のフジテレビ系「バイキング」では、厚切りジェイソンが先月29日放送の同局「ボクらの時代」で発言した内容を紹介。厚切りジェイソンは「外国人タレントのデメリット」として、「本当はそんなにすごくない日本の文化に対して感動しないといけない場面が多い」「『四季があるから』と言わないといけない。アメリカにも季節は4つあるんだよねと言ったらもう全面カットだから」と発言した。

 この発言に対し、タレントの山田邦子は「まあ、当たってるような気もするけど、もともとコメントが面白くないからカットされるんじゃないかな」とチクリ。薬丸裕英は「(発言のカットは番組)全体のバランスを見てだと思う。話の流れとか」と、厚切りジェイソンの指摘に首を傾げた。

 一方で、米国出身のタレントREINAは厚切りジェイソンの発言に同調し、さらに「日本はそういう傾向ありませんか? ほめられるとか、外国人に良いこと言われるとうれしくなる、その概念が」と指摘。しかし坂上は「その番組のカラーが、『外国の方から見ての日本のすごいところはどこですか』っていうカラーだったら、当然こういうコメントはカットされるのは致し方ない。また違う切り口の番組だってあるわけだから」と反論した。