俳優の坂上忍(49)が、タレント梅宮アンナ(44)の育児論について「娘を第一に考えているっていってもイマイチ響かない」と指摘した。

 13日放送のフジテレビ系「バイキング」では、アンナ独自の育児論を取り上げた。これまでに賛否を呼んだ「娘に料理を作らない」「母乳をあげない」「中学生の娘と別居」といった育児方法の是非について視聴者アンケートが実施された。

 アンナは料理を作らないことについては、「子どもにまず聞くんですよ。『お弁当作らなきゃいけないですか』って。そしたら『興味ないから』って」と、子どもの要望を尊重してのことだと釈明した。

 母乳をあげなかったことについては、過去に週刊誌に語った「バストの形が崩れるから」とのコメントが紹介された。さらに自身は、アメリカで出産した際に医師から、芸能界で仕事を続けるためには、母乳よりも粉ミルクで育てた方が良いとアドバイスされたと話した。

 娘を実家に預け、自身は別のマンションに部屋を借りるという別居生活を送っていることについては「お仕事をやらなければいけない自分と、母親である自分を考えた時に1番どうしたら彼女がさみしくないかを考えて」のことだと主張した。

 また、アンナは「子どものために自分を犠牲にすることって、それがすごく美しいとされている。でも私はそうは思っていなくて、まず自分が笑えるようにすることが娘にとってもいいと思う」との持論も展開した。

 視聴者アンケートでは、いずれの項目でも「なし」が8~9割という結果に。坂上は「アンナちゃんみたいな生き方もあると思うん」としながらも、誤解や批判を受けてしまうのはその“言い訳”にあると指摘。「アンナちゃんが娘を第一に考えているっていってもイマイチ響かない。やっぱ“女”なんでしょ? 女であり芸能人なわけでしょ? それならきれいサッパリ、『そこで(女性として、芸能人として)生活して、経済力をちゃんと保って、その分を娘に還元するやり方だ』ってスパッと言っちゃった方が気持ちいいような気がしますけどね」と助言した。