落語家桂歌丸(80)が16日、肺炎で横浜市内の病院に入院したことが分かった。

 11日から東京・国立演芸場の4月中席に出演していたが、同日朝になって体調不良を訴え、肺炎と診断された。会長を務める落語芸術協会の関係者によると、14日に昼夜2公演を行ったころから声が出づらかったという。退院の見込みは立っていないが、看護師とは会話できているという。

 20日まで休演し、歌丸の代わりに笑福亭鶴光がトリを務める。

 3年前に閉塞(へいそく)性肺疾患の診断を受けており、もともと肺に持病がある。今年1月にも軽い肺炎で入院した。