フジテレビ亀山千広社長(60)が27日、定例会見を行ったが、20分という異例の短さで終了した。通常は予定の1時間をフルに使うのが同局の定例社長会見だが、この日は、あっという間に終了した。

 亀山社長は4月の改編について「ドラマは好調に1話、2話とスタートした。しっかり楽しみにして、推移を見守りたい。木曜10時の『人は見た目が100パーセント』はタイムシフト(録画視聴)で記録を出した。(タイムシフトが)定着してきたので、総合視聴率(リアルタイムとタイムシフトを合わせた視聴率)に期待したい」と話した。

 4月期は月曜午後9時の「月9(げつく)」の「貴族探偵」が初回11・8%と2けたスタートを切ったが、2話目で8・3%となり、3・5ポイントも下がった。「貴族探偵」について質問が出ると、亀山社長は「今、申し上げたことが全てです」とだけ回答。その後も、質問に手短に答えて異例の短時間で終了した。