映画「君のまなざし」(赤羽博監督)の舞台あいさつが20日、東京・シネマート新宿で行われ、黒田アーサー(56)手塚理美(55)らが登壇した。

 主演は梅崎快人(23)、水月ゆうこ(27)、大川宏洋(28)の若手3人。手塚は「本当に爽やかで、全然すれていない」とフレッシュな魅力をたたえ、黒田は「日に日にスキルが上がって、最後のほうは立派な役者になっていました」と実力に太鼓判を押した。

 手塚は幽霊を演じている。梅崎は、手塚の幽霊の演技に心を打たれたようで、「話しかけられない雰囲気を醸し出していて、始まる前から怖かったです」と笑わせた。

 赤羽監督は、若手俳優の演技指導について「男は褒めて、女には厳しくする」と持論を展開。しかし黒田は納得のいかない様子で「僕はあまり褒めてくれなかったじゃないですか!」と嘆いていた。