℃-ute鈴木愛理(23)が23日、都内でスタイル本「あいりまにあ」発売記念イベントに出席した。

 15年6月から女性ファッション誌「Ray」の専属モデルとしても活躍しており、専属モデル就任後、初となるスタイル本の発売となった。

 ファッション要素を強めているといい、「これを見ると、私が何を考えているのか、どう育ってきたのかも分かって、『あいりまにあ』になれると思います。メンバーにも協力してもらっているので、そこも見どころの1つ。家族からのアンケートもあります」。

 本のタイトルにちなんで最近ハマっているものに「新タマネギ」を挙げた。「毎朝食べると血流がよくなると聞いたので、ポタージュやサラダにして食べています。健康オタクなので」。

 3月に大学を卒業し、6月12日にグループの解散コンサートも控える。所属する派生ユニットBuono!のラストライブも22日に行った。

 スタイル本に込めた思いと今後については、「今までの私と、これからの私がぎゅっと詰まった作品になるといいなと思って作りました。解散コンサートがあったり、今までずっと積み重ねてきたものが一気に終わってしまう1年になるけど、最後までこだわり抜いて頑張っていきたいです」。

 22日のライブでは、カントリー・ガールズの嗣永桃子(25)とPINK CRES.の夏焼雅(24)とステージに立った。アンコールに入ると大粒の涙がこぼれた。一夜明けた感想を聞かれると、「泣きすぎました。一夜明けてみると、また集まれるんじゃないかなって思ってしまうのが不思議だなと思います。2人はすごく堂々としていて、頼れるお姉さんだなとあらためて感じました」。

 6月30日をもって芸能界を引退する嗣永は、共に02年にハロー!プロジェクト・キッズに合格した同期にあたる。「もも(嗣永)は同期の中で尊敬しているメンバー。昔から貫いているものが軸にあって、最後まで嗣永桃子をちゃんと貫き通していた。あらためて尊敬しました。同期としては、最後まで自分の思い描くアイドルを貫いていけるように、体調には気をつけて欲しいなと思います」。

 ℃-uteとして迎える最後のライブについては、「昨日みたいに泣かないとまでは言わないですけど、涙をこらえていきたい。宣言だけはしておきます。メンバーとも約束しているので。でも多分始まる前から泣くと思います」と笑う。「応援してくださった全ての方に感謝の気持ちを伝えられるようなライブにしたいです」。