黒柳徹子(88)が11日、同日に亡くなったことが発表された瀬戸内寂聴さんへの追悼のコメントを発表した。

「みんなの味方が、亡くなった。こんなことまで書いちゃうんだ! という小説家が、尼さんになった。尼さんになっても『書いちゃおうかな』と言って書いていらした。百歳近くまで尼さんで、説法しながら恋愛小説を書く。日本は面白い国だと思う。でも、もうお会い出来ないと思うと悲しい。」(原文のまま)

黒柳は寂聴さんと40年来の親交があり、テレビ朝日系「徹子の部屋」に寂聴さんは02年、15年、18年など複数回、出演していた。15年の出演では、14年5月末には腰部を圧迫骨折して入院し、同9月には胆のうがんの摘出手術を行ったことを赤裸々に語った。

また18年には秘書の瀬尾まなほさんとそろって出演。また、同番組が放送45年目に突入した20年6月24日放送の、90歳をこえる元気なゲストを集めた傑作選では、瀬戸さんとのトークも放送された。