女優新垣結衣(34)が出演するアサヒビールの新CMが1日から全国で放送を開始する。新垣が居酒屋で“マルエフ”の愛称で親しまれる「アサヒ生ビール」を飲み、笑顔でおいしさを伝える。

CMは「横丁とおつかれ生です」編と「マルエフと黒生」編の2パターン。前者では、夏の夕刻に横丁を訪れた新垣がなじみの小料理店に「やっほー!」と立ち寄るシーンからスタート。久しぶりに顔を合わせた店主夫婦とカウンター席で談笑しながら、冷えたグラスに注がれた一杯を味わう。

次のシーンでは、夕暮れの自宅のベランダで心地よい風が吹く中、涼し気にグラスにビールを注ぐ。夏の訪れを感じる爽やかな風景の中で、「日本のみなさん、おつかれ生です」と、いつもの日常が戻ってきたことを祝うように、穏やかに乾杯する。

CMは昨年9月からスタートしたシリーズの第6弾。撮影は和やかな雰囲気の中で進められ、人が集う横丁に、新垣が久しぶりに訪れた姿を描いた。リアルな臨場感を伝えるため、撮影は都内の実際の飲食店街で行ったという。

「マルエフと黒生」編では、新垣がマルエフと黒生を混ぜ合わせるハーフ&ハーフに挑戦。マルエフを半分注いだあとに黒生を追加で注ぎ入れる重要なカットでは、見事に最初から泡の比率もきれいなハーフ&ハーフに。周囲のスタッフも「注ぐのうまいな~」と思わず感動の声をあげた。

新垣は夏のビールとの思い出について「結構飲んでいる気がします」と口にし「それこそバーベキューしながらっていうのも何回もあるなあと思いますし、友達の家の屋上とかでご飯食べながら乾杯とか。で、花火をしたりとか、そういう思い出は結構ありますね。やっぱり夏は外で飲みたいですね」と語った。

撮影現場となった横丁のイメージについては「狭い空間でお店がぎゅーぎゅーに並んでいて、それぞれのお店の個性がすごくあって、楽しくて、はしごをするのが当たり前みたいな。そこにいる人たちはみんな仲間みたいな、そんなイメージがあります」と語った。

徐々にコロナ禍から日常に戻りつつある現状については「休日の天気がいい日に運転していたりすると、街を歩いてる人たちが増えたなと思います」といい「お買い物に出たり、ご飯に出たり、ちょっと話題のお店に並んでいたり、そういう街並みを見ていて、そういうにぎわいが戻ってきたのかなあという風に感じることはあります」と話した。