覚せい剤取締法違反(所持)の罪で28日に起訴された女優酒井法子(本名高相法子)被告(38)の釈放を求めて、警視庁や東京地検を脅す電子メールが、複数の報道機関に届いていたことが29日、同庁への取材で分かった。同庁が威力業務妨害の疑いで捜査している。

 警視庁によると、メールは28日までに届き「(東京)湾岸署、東京地検に時限発火装置を仕掛けた。高相法子の釈放を要求する。要求に従わない時には湾岸署、東京地検が火の海になる」などと書かれている。

 警視庁は警戒を呼び掛けるとともに、送り主の特定を進めている。

 [2009年8月29日11時1分]ソーシャルブックマーク