女優蒼井優(40)が、7月スタートのTBS系金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」(金曜午後10時)に主演することが14日、分かった。18年ぶりの地上波連続ドラマ主演で、同局では初主演となる。

2組の夫婦の喪失から始まる愛と秘密を描くオリジナルストーリー。フジテレビ系「silent」(22年)などを手がけた生方美久氏が脚本を、映画「花束みたいな恋をした」(21年)などのヒット作を担当した土井裕泰氏が演出を務める。

蒼井は出版社で結婚情報誌の編集担当として働く40歳の主人公・咲子を演じる。咲子は愛する夫と幸せな結婚生活を送っていたが、ある夏の日、もう1組の夫婦とある事故に巻き込まれたことをきっかけに、幸せな日常が突如崩れ去っていくことに。さらにその事故が暴いたのは、愛する人の“第3金曜日”の秘密だった。「第3金曜日、私たちの幸せが行方不明になりました」。

蒼井は「これまであまり経験がないタイプの作品だったので『自分にできるだろうか』という不安もありましたが、それ以上に挑戦してみたいと思いました」とオファーを快諾。「生方さんの脚本は、日常会話のようでありながら、どこかファンタジーのような不思議な魅力があると感じています」と話した。

今作は喪失と再生の物語。「自分の中では整合性が取れていることも、他の人が同じことをしたら疑心暗鬼になるような人間の『身勝手さ』や『不器用さ』がリアルに描かれています。年を重ねても悩みながらコツコツと生きる登場人物たちの姿が、とてもすてきだと思いました」。久々の地上波連ドラ主演に「18年前の自分には成し遂げられなかったことと向き合い、自身の変化が見られることも楽しみにしています」と意気込みを寄せた。

好きな俳優に蒼井の名前を挙げてきたという生方氏は「人間関係と家電にはフィルターが多い。だから便利で、そして手間がかかるのだと思います。共感や感動を目指した物語ではないので、人間観察の感覚でお楽しみください」と予告。千葉行利プロデューサーは「きれいごとは一切なしの毒入りのヒューマンドラマをお届けしたい」と自信を見せた。

第3金曜日、行方不明、Tシャツ。これらのワードが意味することとは-。あらすじさえ語れない物語の幕が開ける。