ヌード写真集の撮影をめぐり、公然わいせつ容疑で事務所の家宅捜索を受けた写真家篠山紀信さん(68)が警視庁の事情聴取に、屋外での撮影を認めたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は撮影が都内の公園などで行われたとみており、詳しい場所や時期の特定を進めている。

 警視庁によると、篠山さんは東京都港区にある事務所が捜索を受けた11月10日、任意聴取に応じ、ヌード写真集「20XX

 TOKYO」について、「去年夏ごろ、都内の屋外数カ所で撮影した」などと話したという。

 家宅捜索を受けたことについて、篠山さんの事務所は「一切答えられない」としている。

 [2009年11月15日16時35分]ソーシャルブックマーク