歌手ふくい舞(26)が10日、東京・築地本願寺の「はなまつり・震災復興支援チャリティーイベント」に出演し、義援金の募金活動を行った。

 京都出身のふくいは、本願寺とゆかりのある京都・西本願寺中央幼稚園に通っていたとし、「本堂の前で歌えてうれしいです。笑顔あふれる日本になるようやってきましょう」。新曲「いくたびの桜」など5曲を歌った。

 詰め掛けたファンの前で、闘病中の親友を励ますために作ったデビュー曲「アイのうた」やデビューのきっかけとなった曲もアカペラで披露し、「イベントを通じて募金への貢献が少しでも出来ればと思ってます」とコメントした。

 会場には約6000人が来場。築地本願寺「はなまつり」では、歌手が歌うのが初めてだったという。

 「行くたびの桜」は、4月6日現在で8万枚を売り上げているが、震災の影響で「桜前線北上ツアー」は残念ながらすべて中止となった。今後は5月22日に米ニューヨーク・セントラルパークで、07年から続く日米交流イベント「Japan

 Day」の出演が決まっている。