人気ヒップホップユニット、ファンキー・モンキー・ベイビーズとケツメイシが、9月10日に被災地の宮城県で復興応援タッグライブを行うことが20日、分かった。両グループのタッグは今回が初めて。宮城・国営みちのく杜の湖畔公園・風の草原で2万2000人を動員し「みちのく力くらべ~いぐべおめぇだづ~」と題したライブを行う。

 ファンモンはデビュー前からケツメイシのDJ

 KOHNO(34)と交流があり、デビュー後もケツメイシがラジオ番組でファンモンを紹介するなど親交を深めてきた。震災から4カ月がたち、東北の音楽関係者から「今、東北に必要なのはライブ」との声が上がり、ケツメイシのメンバーらが「同じ方向を向いているやつらとやりたい」とファンモンとの真剣勝負が実現。

 ケツメイシは「これから始まる復興への認識。少しでも世界に伝えるお手伝いができれば」とコメント。ファンモンのファンキー加藤(32)も「デビュー当時からの目標であり、尊敬する大先輩との共演。僕らにとっては夢のステージ。宮城の地から復興の願いを込めて、ありったけの愛を込めて、ひとつでも多くの笑顔が増えますように」と話した。公演の収益金は義援金として寄付される。