今年6月に日本テレビを退社しフリーとなった町亞聖アナウンサー(40)が、告白本「十八歳からの十年介護」を出版し、介護に明け暮れた青春時代を告白している。華やかさとは無縁だった女子アナ生活を振り返り「人をうらやむヒマもなかった」と笑顔で話している。

 高校3年からの介護生活を告白した心境について町アナは「医療と介護は私の生涯のテーマ。フリーになり、自分の体験を伝えられる環境になった。ちょうど母が倒れた時と同じ40歳。運命的な節目にも背中を押されました」。介護当時に書きためていた日記を読み返し「やっぱり泣きました」と一気に原稿にした。