女優多部未華子(23)が12日、新国立劇場で舞台「サロメ」(作・オスカー・ワイルド、翻訳平野啓一郎、演出宮本亜門)の制作発表会に出席した。

 多部は、「舞台ならではの瞬間を生きるサロメを演じます。新感覚のサロメに期待して下さい」とPR。期待と不安どっちかと聞かれると、「不安です」と即答し、笑いを誘った。

 多部の舞台は、2010年(平22)の「農業少女」以来2度目。舞台は、純粋無垢(むく)なサロメがいざなう狂気の世界を描く。共演はサロメが対立する義父ヘロデ王役に奥田瑛二(61)、母ヘロディアス役に麻実れい(61)、預言者ヨカナーン役に成河(30=ソンハ)らがそろう。

 奥田は、「自分を責め、サロメを責め、お客を責め、社会を責めていく気持ちでいきます。ドキドキワクワクする舞台です」と話した。演出を手掛ける宮本亜門氏(54)は、「今まではミュージカルの演出で舞台の演出は初めてなんです」と話し、「舞台を見るよりひとつの事件を作りたいと考えてます」と意気込みを話した。

 公演は新国立劇場で5月31日から6月17日まで。