お笑いタレント木村祐一(49)と女優西方凌(31)が8日、婚姻届を提出し、東京・新宿区の吉本興業東京本社で結婚会見と披露宴を開いた。木村は「このたび、かあちゃんをもらいました」とあいさつ。西方は「(木村は)繊細な方なので早死にすると思った。この人を守るために生まれてきたという『使命』な感じで」と結婚理由を話し、笑いを誘った。3回離婚歴があり、4度目の結婚となった木村は、取材陣の前で「(結婚は)最後でございます」と誓った。

 プロポーズは西方から「私が幸せにしてあげる」などと計4回し、約1年前に結婚を決めたという。木村は「3度結婚しているオレでいいのか、と。ありがたすぎて涙が出た。(西方は)外見は女性ですてきで、中身が男前なんですよ。彼女が『私が太陽で、あなたは月よ。照らしてあげるから、そこにいればいい』と言われた」。西方も「ほんとに紳士なんです。私のことを大事にしていただいているので、浮気はできないと思います」とのろけた。

 09年に公開された木村の監督映画「ニセ札」に西方が出演したことをきっかけに交際スタート。今年4月29日、群馬・草津のホテルで結婚式を挙げたという。

 かつて木村の先輩、明石家さんまの番組に出演していた西方は、結婚をさんまに報告すると「やめとけ。こいつ(木村は)結婚生活不適合者や」と言われたエピソードを披露し、笑わせた。木村は取材陣から二股交際はないか聞かれると「大丈夫です」と宣言した。