堂本剛(34)が4日、TBS系で今月15日にスタートする主演ドラマ「天魔さんがゆく」(月曜深夜0時28分)の都内で行われた制作発表会見に出席した。

 世襲でおばけ退治会社を継いだ堂本演じる主人公が、川口春奈(18)演じる新入社員らと、おばけを成仏させていく「和製のゴーストバスターズ」とも言える作品。実はお化け屋敷にも入れない根っからの怖がりという堂本は「恐怖心とお仕事どっちが大事か。家族の教えからすると恐怖心」と話しながらも、ロケ先ごとにおはらいをすることを条件に出演を決めたという。

 現在は、動物の剥製やてんぐのお面が飾られた旅館でロケを行っているといい、堂本は「若干のポルターガイスト現象が起きてますから。でもポツポツ(霊を)見ても、極度の疲れを優先している」と真顔で話した。

 堂本の起用理由について、福田雄一監督は「(主演は)過去の撮影で、お化け屋敷に入ろうとしなかった剛以外にいなかった。ホラードラマだから、夜のトンネルとか、そこそこ怖いところにいかないといけない。おはらいをすることを条件に受けてもらった」と話していた。