フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が22日、都内で開催されたトークライブに出演し、来年3月に放送終了が発表された同局のバラエティー番組「笑っていいとも!」(月~金曜正午)について言及した。

 長谷川は「笑っていいとも!増刊号」(日曜午前10時)のナレーションを務めていた経緯もあり「びっくりしました。1つの時代が終わってしまうのは、ファンの1人として、とても悲しいです」と振り返った。

 ライブには旧ライブドア元社長の堀江貴文氏(40)と、元NHKアナウンサーの堀潤(36)も参加。05年にニッポン放送の買収騒動で、フジテレビと経営権を巡る“株買収合戦”を繰り広げてきた堀江氏は「あれで命取りになったけど、1回は(同番組に)出演したかった」と悔やんだ。質問コーナでは「好きな女性のタイプ」を問われ「小さくてかわいいタイプ。女子アナで言えば、ショーパン(フジテレビの生野陽子アナ)が完璧」と、思わぬ発言まで飛び出た。

 堀は、NHKと民放の女子アナの服装の違いについて指摘。「NHKは地味な人が多いのに、(フジテレビアナウンサーの)阿部知代さんは、番組に胸元を強調した衣装で出演しているのはなぜ?」と長谷川に投げかけ「あれは私服。実は、1度も同じ服を着ている姿を見たことがないんです…」と、困惑気味に説明した。

 出演者はビールを飲みながら「テレビメディア」について約2時間議論を繰り広げ、長谷川と堀は中盤から顔が真っ赤になっていた。さらに堀江氏が突然、「トイレ休憩」で退席する場面などもあり、来場者約200人からは笑い声が飛び交っていた。

 長谷川は昨年6月、ニューヨーク支局時代の滞在費関連費用の不正流用があったとして業務規定違反の降格処分を受けた。今年4月1日付でフジテレビを退社。退社翌日に疑惑を釈明する目的で開設したブログの閲覧数が19日間で2400万PV(ページビュー)を超えて話題になった。