歌手五木ひろし(65)が6日、東京・北の丸公園の日本武道館で芸能生活50周年記念公演ツアーの初日を迎えた。

 オープニングでは50人のダンサーを従え、コロッケのものまねコーナーもあり、三味線79人との合奏、都はるみと「居酒屋」のデュエットなど盛りだくさんの内容で、約3時間半かけて54曲を約8000人のファンに披露した。

 終盤では長女華菜子さん(19)からステージ上で花束を渡され、感極まったように目頭を押さえた。「『五木ひろし』の芸名になる前の売れなかった時代があるから今がある。今日が新たな『五木ひろし』のスタート。体重も40歳から変わっていないし、自分では40歳だと思っている。声が続く限り歌い続ける」と生涯歌手宣言した。

 50周年にちなんで国内で50公演以上を行い、台湾を含む海外公演も行う予定だ。