昨年の「R-1ぐらんぷり」王者で、東京進出を決めたタレント三浦マイルド(36)が30日、大阪・道頓堀ZAZAで、単独ライブ「マイルド聖人の崇高な単独ライブ~貧しさの中にこそ本当の愛がある~」を開いた。

 昨年のR-1優勝直後には、月収60万円にまでなったマイルドだが、最近では10万円ほどに激減。今年も連覇を狙い、R-1に挑戦したが、あえなく準決勝で敗退。一発逆転を狙い、5月から東京進出を決めた。この日は、大阪拠点のタレントとしては、最後の地元ライブ。客席は満席、120人のファンが集まり、90分漫談に挑戦した。

 マイルドは終演後に「いい意味でも、吉本芸人がやらないことをやってみたい。その意味もあり、東京に行く」とコメントした。

 今後は東京を拠点に活動するが、大阪でも企画ライブは継続する。8月18日には、道頓堀ZAZAで、関西一のピン芸人を決める「炎のライブ」に出演する予定。