歌手小林幸子(70)が28日、千葉・幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2024」の「超踊ってみた」にギャル界のラスボス「さちぴ☆」として降臨した。

今、再び再燃しつつあるという「平成ギャル」。そのファッションの象徴でもある金髪巻き髪、つけまつげ、ネイル、ロングの厚底ブーツにピンクの衣装で身を包んださちぴ☆は、会場の「さちぴコール」を浴びて登壇。

「DJは初めてなので緊張しているけど、コールをしてくれるとうれしいな」と呼びかけると歓声が上がり、会場はピンクのサイリウムで埋め尽くされた。

ステージではボカロ曲メドレーで華麗なDJテクニックを披露。ギャル雑誌「egg」モデルらZ世代本物ギャルのダンスとコラボし客席を沸かせた。

最後はパラパラ風にリミックスした「千本桜」を生歌唱。「最初は緊張して不安だったけど、クセになりそう。次に機会があったらみんな来てくれるかな」のコールには「イエーイ!」のレスポンスが起こった。

降壇時には再び、さちぴコールが巻き起こったが、「結構疲れるね」とつぶやきつつ降壇した。

ステージ終了後、取材に応じたさちぴ☆は「かわいいでしょう?」と報道陣に呼びかけ「自分でも最初は怖かったけど、慣れてきたらだんだんかわいいかなって。クセになりそう」と胸中を吐露した。

「ギャルマインドはアゲアゲなので、日本をアゲアゲにするためにギャルになった」と明かし、「変身願望があればやってみてください。楽しいから。新しい自分を発見するのに年齢は関係ない」と宣言した。

芸能生活60周年を記念したコンサートが8月1、2日、東京・新橋演舞場で行われる。ニコ動の演出が関わるが、その内容については「もうすぐご説明できると思います」。さちぴ☆の登場については「これで演歌を歌うのはちょっと難しいかな」としたが、「何が出るかは分かりません」と話した。