「チャーリーズ・エンジェル」のマックG監督×「96時」のリュック・ベッソン脚本の豪華タッグに、名優ケビン・コスナーを主役に据えた極上のエンターテインメント超大作「ラストミッション」(6月21日日本公開)。本作でケビンの娘役を演じる17歳の若手女優ヘイリー・スタインフェルドが、存在感抜群の演技を見せている。

 主人公のイーサン(ケビン・コスナー)は、テロリストを震え上がらせるすご腕エージェント。余命宣告を機に仕事を引退し、余生を家族と過ごすためにパリを訪れる。そんな彼の元に現れた謎の女ビィビィ(アンバー・ハード)は、余命延長の薬を報酬に凶悪なテロリスト抹殺のミッションを彼に持ちかける。限られた時間のなかで、世界を救いながら、娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)の信頼を取り戻すという不可能なミッションにイーサンが挑む。

 本作でケビン・コスナー演じる父イーサンとの関係に葛藤する娘ゾーイを演じるのが、17歳の女優ヘイリー・スタインフェルド。「トゥルー・グリット」(10)での説得力ある演技が評価され、当時14歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた彼女は、その後も「エンダーのゲーム」(13年)などの話題作に出演。また、本業の役者以外にも、ファッションブランド「miu

 miu」の2011年度秋冬キャンペーンの広告塔を務めたり、有名ファッション雑誌「NYLON」の表紙を飾るなど、ファッション界でも才能をいかんなく発揮している。

 へイリー演じるゾーイは、思春期の子供から脱皮し大人へと成長する難しい役柄。ヘイリーはゾーイについて「共感しているわ」「素晴らしいことにこのキャラクターと一緒に私も大きく成長することができたと思う。」と語り、ケビン・コスナーとの共演については「最高にクールな人」「私を助けてくれるし、素晴らしいわ。」とコメント。

 そんな彼女に対する共演者の評価は、ケビン・コスナーは「素晴らしい共演者だ。駆け引きあり、聞く耳もあり、自分のアイデアももっている。それに毎日ちゃんと準備してきた。自分の持てる全てを、きちんと仕事に生かしている」と称賛し、マックG監督は「信じられないほどの才能がある。彼女の世代で最も自然な女優であり、最初にして唯一の選択だった」と大絶賛。

 共演陣絶賛の演技を見せる本作のヘイリーの演技は必見だ。【ハリウッドニュース編集部】