お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(33)が、8月9日に日比谷公会堂(東京千代田区)で開催するライブ「西野亮廣独演会in日比谷公会堂」に向けて手売りしていたチケット2000枚が26日、完売したことをTwitterで報告した。

 西野は今年1月から、会場キャパシティー2074席のうちの2000席分を自ら手売り。1月末で約500枚に達すると、その後も売れ行きは順調。そして26日夜に最後の1枚を購入したいとの連絡をフォロワーから受けた西野は、直接取引をする様子をツイキャスで実況。購入希望の女性が登場すると、西野は「やったよー!」と喜び、ついに手売り開始から5カ月足らずで目標の2000枚を売り切った。

 この挑戦を始めた当初、西野は「宣伝費をかけられるほどお金持ちではないので、僕が企画を立ち上げる時に心がけているのは『ニュースになる告知』です」と、話題作りのため“手売り”という方法を選んだことをTwitterで明かしていたが、そのもくろみ通り、人気芸人自らチケットを手売りする模様は複数メディアに報じられ、多くの人の知るところとなった。今や好感度低い芸人などと呼ばれる西野だが、手売りでファンと直接交流し、ファンの生の声を聞いたりチケットを買ってくれたファンの写真をTwitterで公開することで2000人という数の多さを実感したのか「俺、嫌われてるけど、これだけの人に支えられてるんなら別にいいや、と思える」などと感想をつづっている。