フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が26日午後、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第24号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。歌手ASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された事件のメディアの報じ方に疑問を呈した。

 近年、覚せい剤や大麻など薬物事件が後を絶たない芸能界。09年には清純派女優が逃走劇の末、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕、人気男性アイドルグループの元メンバーも同法違反(所持・使用)の疑いで再逮捕された。売れていたアーティストがヒット曲を出せなくなると、薬物に手を出すケースがあり、長谷川は「自分も関わっていただけに」と前置きした上で「マスコミの責任の部分もある」と見解を示した。

 今回の事件でもテレビで報道される度にCHAGE

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 ASKAの曲が流れる。「繰り返し取り上げられることで、結局は曲の宣伝になる」とし、自身がフジテレビ時代に著作権契約部に在籍していた経験からも「これだけカラオケで歌われると、今年は(同容疑者に)印税収入がありえないぐらい入ってくるはずです。そう考えたら、たたかれるように見えて、新手の炎上商法かもしれない」と指摘。さらに、清純派女優らのように芸能界へ「早期復活」する可能性もあるため、過剰なメディア報道が、逮捕された芸能人を手助けしているという見方も出来るとした。

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