歌手May’n(24)がデビュー記念日の1日、台湾・台北市内で単独公演を開いた。

 単独公演こそ3年ぶりだが一昨年、昨年、今年1月には同国の音楽フェスなどに参加しており、チケットの発売告知をした段階から熱狂的な台湾ファンから問い合わせが殺到。チケットは即日完売し、急きょ翌2日に追加公演が組まれたほどの人気ぶりで、グッズ目当てのファンが徹夜で行列をつくった。

 この日の1曲目「ViVid」が流れるやいなや、会場のボルテージは最高潮に達した。ライブの中盤では、18日発売の新シングル「Re:REMEMBER」にカップリングとして収録された、中華圏のトップ歌手ジェイ・チョウの曲「蝸牛」を初披露。熱く伸びやかな歌声に号泣する地元ファンもいた。

 この日でデビュー丸9年、そして10周年目のスタートを切った。May’nは「1歩1歩積み重ねてきたことを実感します。10年とは言わず20、30年と、歌で思いを伝えられる歌手でいられるよう頑張ります」と喜びをかみしめた。

 自身初の47都道府県全国ツアーを含む、国内外各地を回る最長のツアーについては「日本、(世界)各地どこに行っても、みんなが気持ち1つでいられるライブという空間を大事にしてやっていきたいと思います」と決意をあらたにした。