演歌歌手の原田悠里(59)が18日、都内で行われたイベントで新曲「涙しぐれ」の大ヒットを誓った。

 6月25日の発売からオリコン演歌ランキングで5位以内を維持している。「女性の優しさ、ぬくもりを表現した曲。桜の花が見事に咲くように、私もこの曲ですてきな『悠里の花』を咲かせたい」。

 イベントには作曲家岡千秋氏も激励に駆けつけた。99年にNHK紅白歌合戦初出場を果たした「津軽の花」以来、15年ぶりにタッグを組んだ。岡氏は「あの時は、しっとりした曲ばかり歌っていた悠里ちゃんに、明るく元気な応援歌を作りたかった。今回は、もっともっと女性っぽい歌をと思った。悠里ちゃんはたくさんの引き出しを持っているんですよ。期待しています」。

 曲のイメージから、ジャケット写真を20年ぶりのドレスにした。この日の衣装も背中が大きく開いており、還暦目前とは思えない鍛え抜かれた肩甲骨が見える。「『天使の羽』と言われるんですよ」。

 約30歳下の恋人と進展も気になるが「今のところはあと1歩。ウエディングドレスが着られるうちに」。こちらは言葉を選びながら慎重に答えた。