山下智久(29)が11日、都内で主演映画「近キョリ恋愛」(熊沢尚人監督)の公開初日舞台あいさつを行った。

 一見冷たそうで、本当は優しいツンデレの英語教師役。「自分の性格とはまったく違う役なので、すごく難しかった。挑戦のしがいがあるから挑んだ作品。ピュアなラブストーリーに仕上がった」と3年ぶりの主演作で、初めての恋愛映画に自信をみせた。

 撮影中は、出演者やスタッフらとの和気あいあいとした雰囲気作りにも気を配った。熊沢監督が「クレープ屋さんを呼んだ。すごくおいしかったですよ」を振り返ると、大きな拍手がわき起こり、山下は照れて下を向いた。

 大ヒットを願って、くす玉を割ると「人生で初のくす玉です」と感激の様子。ツンデレのセリフ「劇場の生意気ちゃん、おいで」を披露して客席を喜ばせた。

 舞台あいさつは、全国76の劇場でも同時中継を実施した。生徒役の小松菜奈(18)の名前にちなんで、日本中の計77劇場に究極ラブストーリーの胸キュンを届けた。

 山本美月、佐野和真、ジャニーズWEST小瀧望も出席した。