ミュージシャンの石井竜也(55)が初めて展覧会のシンボルロゴを制作した。4日、「東日本大震災復興祈念特別展

 国宝吉祥天女が舞い降りた!-奈良

 薬師寺

 未来への祈り-」(仙台市博物館、来年4月24日~6月21日)の報道発表会が都内で行われ、石井が出席した。

 国宝の「吉祥天女像」など奈良・薬師寺の寺宝が、復興を願って初めて東北の地で公開されるもので、薬師寺でこれまで3度コンサートを開くなど、縁の深い石井に白羽の矢が立った。

 8月下旬に依頼された石井は「柔らかく丸く包み込む天女の羽衣」をイメージし、10月初めまで2カ月弱をかけて制作した。「天女に悲しみを空に持っていってもらう。東北の方に気に入っていただけたらうれしい」。

 石井は同特別展のイメージソングも担当する。