元NMB48で吉本新喜劇研究生の福本愛菜(21)が11日、レギュラー出演するNHK「あほやねん!すきやねん!」(土曜午前10時50分=関西ローカル)を代表して、京セラドーム大阪で行われた社会人野球日本選手権決勝の始球式を務めた。

 始球式は初体験で、「こんなに緊張して、ドキドキしたのは初めて。練習で50球も投げたのに、ワンバウンドで悔しかった」。ドームのマウンドも「こんなに遠かったっけ?

 と思ったほど(捕手が)遠く見えた」と言いつつ、無事に大役を終えた。

 NMB48時代は山本彩(21)ら野球好きメンバーもいたが、福本は野球に詳しくなかった。ところが、昨年7月にNMB48を卒業して新喜劇に加入してからは、野球好きの先輩芸人に感化され、阪神ファンとして目覚めつつあるという。

 新喜劇で共演する大先輩の島田一の介(63)は阪神ファンとして知られるが、福本によれば「一の介さんはほんとに新喜劇の出番中、暗転のわずかな時間でも『どうなった?』とか野球を気にしている」という。おかげで阪神に詳しくなり、最近では「ゴメス、マートン。よく打つから覚えた」と笑顔。卒業から1年4カ月、すっかり芸人の世界になじんでいるようだ。