お笑いタレント・狩野英孝(32)が12日、自身の地元が原発汚染ごみ処分場の候補地となっていることについて心境をブログにつづった。

 「う~ん…なんか辛い話しですが」と、出身地である宮城県栗原市の深山嶽が、福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場の候補地としてあがっていることについて切り出した。深山嶽は市営深山牧場に隣接しており、同牧場は子供の頃から親しんだ思い出の場所だとして、「そこが廃棄物最終処分場になる可能性があるのは、とても辛いです」とつづった。

 また、震災の被害からようやく再生してきた田畑や、子どもたちへの影響を危惧しつつも、「では、他の土地にしてくれと言うのは勝手な事を言っているとも感じています。何か、いい方法は無いのか…」と苦悩。「昔はスキーや登山や温泉などでたくさんの観光客でにぎわっていた栗原市。震災以降これ以上何も失いたくないなと、感じました」と地元への思いをつづった。