大みそかの第65回NHK紅白歌合戦に出場が決まった郷ひろみ(59)が、意気込みを語った。

 26日、都内で行われた雑誌「GOLD」の創刊1周年記念パーティーの出席前に報道陣の取材に応じた。

 27回目の出場となった郷は「2014年の仕事の締めくくり。決められた時間の中でいかに自分を出せるかを頭に入れてパフォーマンスを考えていきたい」と力強く抱負を述べた。

 今年1年を振り返り「胸を張って2015年に羽ばたいていくぞという体制が整った年」と充実の表情。5月には双子の男児が生まれたが「自分たちがいつも背中を見られてるんだなと意識して、襟を正すのは僕にとっていいことですね」と語った。

 グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(28~30日)に出場する見通しとなったフィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト羽生結弦(19=ANA)にもエールを送った。

 羽生は郷もかつて歌った「パリの散歩道」を演技に使用しており、3月にイベントで1度対面した。

 郷は羽生について「ケガをされたということで心配だった」と明かし「ケガを克服して、ナンバーワンになってほしいですね。心から応援したい」と期待を込めた。

 羽生は今月8日のGPシリーズ第3戦中国杯男子フリー前の練習で、他選手と激突し、全治2~3週間のケガを負い、出場が危ぶまれていた。