脚本家の白坂依志夫氏(しらさか・よしお、本名八住利義=やすみ・としよし)が2日午前9時30分、肺炎のため東京都世田谷区の自宅で死去した。82歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長女竹宮映子(たけみや・えいこ)さん。

 映画「巨人と玩具」「曽根崎心中」など、増村保造監督との名コンビで知られた。脚本を手掛けた作品は他に「野獣死すべし」「偽大学生」「大地の子守歌」など。父は脚本家の八住利雄氏。