女優前田敦子(23)が15日、都内で行われたWOWOWドラマ「翳(かげ)りゆく夏」(18日スタート)の舞台あいさつに登壇し、風俗嬢が“はまり役”と指摘された。

 20年前に起こった新生児誘拐事件から始まる謎と、新聞社に内定した犯人の娘の人生を描く。前田は事件を目撃した風俗嬢の役。

 渡部篤郎(46)から演技について「びっくりした。表現の仕方が、何も説明しなくても、声や目の動きなどで表現なさっていた。(現場で)僕が引っ張られた」と絶賛された。

 一方、前田は「とってもうれしいです」と照れくさそうに満面の笑み。

 波多野貴文監督(41)からも演技を褒められ、「現場の皆さんの流れに、ついていかなきゃという雰囲気になっていた。考える暇もないぐらい撮影も終わってしまった」と振り返った。

 ただ絶賛の嵐の中で、橋爪功(73)から思わぬ指摘を受けた。「風俗嬢にぴったりだったということじゃないですか」とちゃかされた。前田は「今、いい感じに褒めていただけてたのに~」と苦笑いして赤面した。